高尾山古墳についての考察


■ 道路と古墳を両立させる案、完成イメージ

文章だけではいまいちよくわからないと思うので、
完成イメージ図を作ってみました。
古墳の南側は、
グーグルマップの、仙台の北山トンネル南側出口を、
同一縮尺で切り取って加工して、
江原公園交差点と、リコー通り金岡小学校前に張り付けてあります。
古墳の北側は、
グーグルマップの、横浜の国道1号原宿交差点を、
同一縮尺で切り取って貼り付けてみました。

☆ 古墳北側、新幹線ガード付近

谷戸川の暗渠を、現在より上流で道路を潜らせて、
下り線の歩道の下を暗渠にして流せば、
沼津市の計画より北側で、アンダーパス用の7%勾配を始められます。

免許センターへ上る道のT字路の停止線の位置から、
アンダーパス用の下り線を始めると、
古墳の保護ラインの20mほど手前で地下に入れます。

線路用のアンダーパスと違って、
歩道は、市道1672号線で迂回させても問題ないので、
車道だけをアンダーパスにして、

車道が完全に歩道の下に入る位置から、
車線を、右左折用の中央二車線と、
直進用の両側一車線づつに分けて、

直進用の車線は、歩道の下まで、買収した道幅いっぱいに使って、
トンネルの壁などで、車線が広がった分を逃がします。



☆ 古墳南側、江原公園交差点出口

江原公園交差点でアンダーパスから出てくるのは、
246から国一へ、右左折する2レーンと、
国一から246へ右左折する1レーンのみで、
中央の3車線分です。

地上の両側部分の側道は、1車線分づつなので、
一方通行にする必要があり、また、
側道から国一へ出る部分は、左折のみ限定にしないと、事故が起こりそうです。

道路から古墳の周濠までは、
まだ少し余裕があるので、
古墳の保護区域周囲5m部分を一部破壊して、この部分をボックスカルバートのトンネルにすれば、
左右の側道をつないで、回れるようにできたりします。



江原公園交差点で右左折するアンダーパスの両側には、
リコー通りと246を直進する車用の、1車線づつのトンネルがあり、
国一脇の、川の暗渠の下を通過した辺りから、
カーブして、リコー通り中央の車線へ合流します。

トンネル部分を、白の点線で示してみました。



☆ リコー通り、金岡小学校前

リコー通りと246を直進する車用の、1車線づつのトンネルは、
国一の下辺りで一本に合流し、
金岡小学校前辺りの、
リコー通りの中央車線に出ます。

リコー通り中央には、現在、約1車線分弱のゼブラゾーンがあるので、
ゼブラゾーンと中央2車線分の幅で、
アンダーパスを地上に出すことができます。

もっと北側で出しても良いのですが、
リコー通りから国一へ出る右折レーンや、
リコー通りを横切る市道、
通学路の横断歩道、
の位置を変えないでリコー通りに出すには、
この場所が良さそうです。






2015(平成27)年8月23日作成